にこ繭。(cocoonPのBlog)

はてなダイヤリーからインポートしたかつてのBlogの跡地です。

樋口MのMMD開発を終了する旨の表明を受けて

今はただありがとうとしかいえませんが。これに「今まで」とかつけてしまうととたんに意味合いが変わってしまうのでしたくありません。

同様に、「お疲れ様」と言ってしまいたくない気持ちがとても強いので言わないでおこうと思います。
自分にとって、MMDはMが作ったものでなければMMDではないと思っています。他にも手段はあるのにMMDを使って動画を作るのは、MMDv1の発表当日からずっとMMDで遊ばせてもらっているMへの報恩的な意味合いも常に含んでいました。そのMがMMDにかかわらなくなってしまうなら、それはすでに自分にとってMMDではありません。大事な事なので2度言いました。

誰か、あるいはなんらかの集団がMMDの開発を引き継がんとする人がいるなら、その方々には、"MikuMikuDance" という名称を使わず、またバージョン番号を7.39の続きからにしないで欲しいなあと片隅からひっそりと思っています。Mがふらりと戻ってきたときいつでも続きから再開できるように、冒険の書は上書きしたり消したりしないで欲しいなあ、と。

とはいえ、祇園精舎の鐘の声ではあるんですよね、何事も。
何にせよ、今の気持ちを正直に述べるなら、寂しい、です。てんとう虫コミックス6巻末、未来へとドラえもんが帰っていった後ののび太のような気分。

「きみがいなくなったら、部屋ががらんとしちゃったよ。でも、すぐに慣れると思う。だから心配すんなよ、ドラMん」

ドラえもんは7巻冒頭のエピソードでいきなり帰ってきます。きっとそういう日がくるでしょう。そのときまたね、樋口M。